今回のテーマ
あなたもアウトドアサウナでロウリュを経験したことはありますか?
その名も「ロウリュ」。水をかけているのに一体、なんでこんなにアツくなるのか気になりますよね。
今回は、意外と知らないロウリュするとなぜアツく感じるのか、その理由をお教えします!
明日と言わず、きっと今すぐ誰かに話したくなるはずですよ!
ロウリュでアツくなるメカニズム
- ロウリュとは
ロウリュとは、サウナで行われるアロマやハーブで香り付けした水をサウナストーンにかけて、蒸気や香りを楽しむ行為のことです。
また、ロウリュするによりサウナ室に蒸気が広がって湿度が高まるため、体感温度が上がります。
それにより、より発汗が促されます。 - 熱伝導率と体感温度の関係
サウナの100℃とお風呂の50℃、どちらがアツく感じるでしょうか?
実は、熱伝導率の違いが影響しています。
空気と水を比較すると、空気の方が水よりも熱を伝えるスピードが遅いため、100℃のサウナでも10分くらい入っていられるのです!
一方、水は空気よりも熱を伝えるスピードが速いため、50℃でも熱いと感じやすいのです。
例えるならば、マッチョのゆっくりパンチ(100℃のサウナ)と、子どもの高速パンチ(50℃のお風呂)!
どっちが痛いかは言わずもがなですね!
したがって、ロウリュでアツく感じるのは空気中に水蒸気が拡散されて熱伝導率(パンチのスピード)が上がるからです! - アウフグースとは
ロウリュ中に行われるアウフグースは、ロウリュの効果を高めるための秘密兵器です!
温かい空気は上へと昇っていく性質があるため、タオルやうちわなどで降ろしてきたり、温かい空気を人にぶつけて体感温度を上げて発汗をより促すことができます!
その正体は次回コラムにて解説予定!
まとめ
温浴施設のサウナでは、なかなか自由にロウリュやアウフグースできるところはありませんが、貸切タイプの個室サウナやテントサウナなら、自由にロウリュできるところが多くあります!
是非、予約時にセルフロウリュできるか確認してみてください!
次回は、ロウリュとセットで行われることが多い「アウフグース」について、そのメカニズムを解説します!
お楽しみに!