
今回のテーマ
「梅雨の時期はアウトドアサウナに向かないのでは?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、快晴の日に比べて荷物が濡れたり、設営や片付けに手間がかかることもあります。
しかし実は、“小雨”という条件こそが、外気浴をより気持ちよくしてくれるスパイスになることもあるんです!
理由
1.湿度が上がって、サウナの体感温度もUP
梅雨時期の外気は、湿度が70〜90%と高く、ロウリュの蒸気が逃げにくいため、普段よりも汗が出やすく、
短時間で「ととのう」感覚に近づきやすいと言われています。
つまり、外のジメジメはサウナ室内では“味方”になるのです!
さらに、テントサウナのような密閉性の高い空間では、湿度が上がることで体感温度がグッと上昇。
短時間でも満足感の高いサウナ体験が期待できます。
2.雨音 × 外気浴=最高のリラクゼーション
サウナでしっかり温まった後、外に出ると、しとしとと降る小雨の音が耳に心地よく響きます。
傘をささずにそのままイスに座って、ぽたぽたと額に落ちる雨粒を感じる…。
そんな時間はまさに、“天然のロウリュ”からの“天然の水風呂”へと続く、一連の流れ。
映画「ショーシャンクの空に」のワンシーンを思い出す方もいるかもしれません。
主人公が雨の中、両手を広げて空を仰ぐ姿。あの一瞬の開放感を、自分の身体で味わう感覚が外気浴にはあります。
雨粒が肌に当たるたびに、余計な思考が洗い流されるような、そんな静かなクールダウンの時間が、梅雨のサウナの大きな魅力です。
まとめ
晴れた日のアウトドアサウナももちろん気持ちいいですが、雨の日だからこそ得られる体験があるのも事実です。
とくに小雨や霧雨は、サウナ後の外気浴にちょうどいい自然のクールダウンを与えてくれます。
「今日は雨だからやめておこう」と思ったその日こそ、ぜひ一度、テントサウナを試してみてください。
濡れることを前提にタオルやポンチョ、イスカバーを用意しておけば、意外と快適に過ごせます。
アウトドアサウナの真の魅力は、天候に左右されることなく、“自然と共にある”ということ。
梅雨の雨音をBGMに、ととのいの旅へ出かけてみませんか?