
今回のテーマ
「薪ってどれも同じじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、薪の種類や乾燥率によって燃焼効率や火持ちが大きく変わります。
今回は、テントサウナに最適な薪の選び方について詳しく解説していきます。
1. 木の種類と燃焼特性
薪には大きく分けて針葉樹と広葉樹の2種類がある
■針葉樹(スギ、マツ、ヒノキなど)
・着火しやすく、火力が強いが、燃焼時間が短い。
・樹脂を多く含み、煙やススが出やすい。
・サウナストーブを素早く温めたいときに便利。
■広葉樹(ナラ、クヌギ、カシなど)
・燃焼時間が長く、火持ちが良い。
・比較的火が付きにくいが、一度燃えると安定した高温を維持できる。
・長時間のサウナ利用に最適。
理想的なのは、針葉樹で素早く火をつけ、広葉樹でじっくり燃やすという組み合わせです!
薪の太さでも燃焼時間をコントロールできるので、意識してみるといいかもしれません。


2. 乾燥率と薪の品質
薪の燃焼効率には含水率(乾燥率)が大きく影響します。一般的な薪の乾燥状態は以下のように分類されます。
■生木(含水率40%以上)
・燃えにくく、煙が多い。
・熱量が低く、燃焼効率が悪い。
■半乾燥薪(含水率20~30%)
・ある程度燃えるが、まだ煙が多め。
・火持ちは良いが、燃え始めに時間がかかる。
■乾燥薪(含水率15~20%)※一般的に販売されている薪
・燃焼効率が高く、煙も少ない。
・サウナ用として最適。
しっかり乾燥した薪ほど燃えやすく、安定した熱を供給できます。市販されている薪のほとんどは含水率15~20%の乾燥薪なので、安心して使用できます。
3. 必要な薪の量(3時間・6時間の目安)
テントサウナを楽しむ際に、どれくらいの薪が必要になるか目安を紹介します。
※日本のテントサウナ市場でメジャーな、INTENTとSotoburoストーブの場合
■3時間の場合
・広葉樹の薪:2~3束(1束 約7~8kg)
・針葉樹の薪:1束(着火用)
■6時間の場合
・広葉樹の薪:4~6束(1束 約7~8kg)
・針葉樹の薪:1~2束
一般的に市販されている薪は1束あたり約7~8kgなので、3時間で2~3束、6時間で4~6束を目安に準備すると良いでしょう。
また、気温や風の影響、ストーブの種類によっても消費量が変わるため、少し余裕をもって準備するのがおすすめです。
まとめ
薪選びはテントサウナの快適さを大きく左右します。
燃えやすさと火持ちのバランスを考え、針葉樹と広葉樹を組み合わせて使うのがポイントです!
また、市販の乾燥薪(含水率15~20%)を選ぶことで、スムーズに燃焼し、長さや太さの調節の必要もないため、より効率的なサウナ体験が可能になります。
薪は細かく割った方が表面積が増えるため良く燃えますが、敢えて太めの薪も入れることで燃焼時間をコントロールできるので、色々と試してみて安全に快適なアウトドアサウナを楽しんでください!